証券化についての問題のキーワードは下記。
- 原資産は定期的にキャッシュフローを生み出せれば何でもよい。
- 証券化商品を原資産とした二次的な証券化もOK。
- 資産がバランスシートから切り離されるので財務指標が改善される。
- 複雑な証券化により、リスクが不明瞭になる。
資産の証券化とは、その資産が将来生み出すキャッシュフローを裏付けに有価証券を発行することである。
証券化商品を信用リスクの違いによって、優先弁済権を持つ優先債と劣後する劣後債に分離して、組み合わせを組成することが可能である。
証券化の原資産とは、定期的にキャッシュフローを生み出すものであればなんでも良く、貸出債権や、不動産等の資産等様々な資産が対象となる。
証券化商品自体も、定期的にキャッシュフローを生み出すので、2次的な証券化商品となる。
証券化のメリットは、証券化した資産をバランスシートから落として、財務指標を改善できる。
当然、信用リスクは存在する。